2月3日
東大阪市にある石切劔箭神社（いしきりつるぎやじんじゃ）で３日、節分祭が催されました。
石切神社は昔より「お百度参り」をするとご利益があると全国的にも有名です。本殿前にあるお百度の石畳は、日夜、病気平癒を祈願する信仰に篤い人々で賑わっています。当日も朝早くから１日通して真剣に神に祈りお百度を踏む姿をたくさん見かけました。
毎年、この石切神社の節分祭では、その年の年男と年女によって福豆とお餅が撒かれます。今年は、好天気で土曜日という事も重なり、11時、13時、15時の３回の豆まきにはたくさんの福を求める多くの参拝者で賑わっていました。 絵馬殿２階より撒かれる福豆やお餅をたくさん取ろうと、紙袋や帽子を高く上げて 『 こっちこっちー 』 という声が飛び交っていました。中には、買い物カゴを手にしている人も！！
撒かれるお餅の中には近隣の商店街協賛の抽選券や引換券が入っている物もあり、福豆やお餅を取れるだけでも 『 福 』 が手に入ったようなものなのに、さらに 『 福 』 を引く 『 福引 』 も出来るようです。
また、石切さんに通じる参道には、手焼の煎餅や饅頭、野菜、食料品、漢方薬などを売っている商店が立ち並んでいました。タイムスリップしたかのような人情味あふれる雰囲気が魅力的な商店街も必見ですね。
関西屈指の民間信仰が篤いとされる石切劔箭神社。時代は変わっても家族を想い真剣に神にお祈りをする姿、福を授かろうとする時の笑顔は耐えないでいて欲しいですね。
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